武水別神社(たけみずわけ神社)

旧称・八幡宮

長野県千曲市にある八幡宮で、千曲川の西に鎮座しています。

川中島地方随一の大社で、川中島合戦時の上杉謙信の勧請文等が残されているそうです。

鳥居の向こうに見える林が境内です。
創建年代不詳。社伝によると、主祭神の武水別大神(水神)は第8代孝元天皇の御代に善光寺平の五穀豊饒と千曲川の氾濫防止を祈念して祀られ、安和年間に京都の石清水八幡宮から誉田別命(応神天皇)・息長足比売命(神功皇后)・比淘蜷_(田心姫、湍津姫、市杵嶋姫)の八幡三神が勧請され相殿に祀られたそうです。
秋葉社

右から
秋葉社(火之迦具土神の和魂)
鹿島社(武甕槌神)
秋葉社(火之迦具土神の荒魂)
参道はこんな感じです。

右手に広い駐車場がありました。
摂社・高良社本殿

室町時代の建築で、神功皇后の三韓征伐のとき道案内をしたとされる高良玉垂命と武内宿弥が祀られています。
茶屋

武水別神社名物の「うづら餅」の茶屋。うづら餅は200年前から作られているそうです。
千曲大菊花展

参道にたくさん菊が並んでいました。毎年境内で千曲大菊花展が行われ、優秀作品には千曲市長賞など各賞が贈られるそうです。
武水別神社社叢(長野県天然記念物)

社地に生息する樹木は20種類・400本を越え、民家に接した沖積層の平坦地に老木を交えて広大な地域を占める樹林は珍しく、この地方にはまれに見る社叢だそうです。

武水別神社所在地:長野県千曲市八幡3012