別所温泉 北向観音

坂東三十三箇所番外札所

北向観音(天台宗)

長野県上田市別所温泉の観光スポットで、本堂が北を向いている全国でも珍しい霊場です。

別所温泉駅前の二股を北に行くと左側にこの門があり、写真を撮っている位置に有料駐車場がありました。

北向観音の開山は慈覚大師で、北の方角には善光寺や戸隠があり、北向観音は南向きの善光寺と相対する形で北向きに建てられたと言われていますが、北斗七星とも関係あるそうです。

また、善光寺は来世の利益、北向観音は現世の利益をもたらすということで、善光寺のみの参拝では「片参り」になってしまうとされています。

慈覚大師の湯

門をくぐり階段を下りると温泉が飲める慈覚大師の湯があり、温泉成分表もありました。

北向観音の開山は慈覚大師で、北向観音は古くから厄除観音としても知られているそうです。
参道

そば屋さんやお土産屋さんの並ぶ参道を真っ直ぐ進むと境内への階段があります。
北向きの本堂

本堂に安置されている本尊は千手観音で、南面の善光寺の阿弥陀如来に相対しているそうです。
本堂の隣には不動堂が。
慈悲の湯(源湯)

手水舎の水は北向観音境内から湧出している温泉でした。温泉分析書も表示されていて、飲めます。

北向観音所在地:長野県上田市別所温泉1666