皆神山と皆神神社

皆神山ピラミッド山

長野県長野市松代にある、ピラミッド山と言われている皆神山です(真ん中のプリン型)。

皆神山は風水の四神相応の地で、背後に高い山(玄武)、左右に砂(さ)と呼ばれる背後の山より低い山(青龍、白虎)、そして前方に千曲川(朱雀)が流れています。
皆神山は周囲の山脈から完全に離れた独立山で、皆神山を構成する岩石は周辺の岩石とは明らかに違い地質学的に不可解とされているそうです。松代の語り部の家系には「皆神山の岩は戸隠奥社に祭られている手力雄神が戸隠から運んだ岩だ」と伝わっているそうですが、同質の岩は戸隠にあるそうで、戸隠にはダイダラボッチ伝説(大座法師池)もあります。
県道35号線沿いにある看板

よく本で見かける看板です。皆神山の山頂まで車約5分、徒歩約30分。
山道

頂上の神社まで車で行けますが、こんな感じで道は狭いです。
岩戸神社

山道の途中にあり、気付かず通過してしまいそうな場所でした。階段を登って石室へ・・
石室に入ってタバコに火を付けると煙が奥の岩の隙間に吸い込まれて行くので、ここはピラミッドの入口ではないかとTVで言ってましたが、皆神山の地下は松代群発地震の震源地で、重力調査の結果、地下に縦800m、横1500m、高さ200mの空洞が推定されています。
山頂

皆神山神社の鳥居前から松代を見下ろした景色。

皆神山所在地:長野県長野市松代