甲斐 武田神社

躑躅ヶ崎館跡

菱和殿

平成12年に完成した祈祷殿で、天井には山梨県内で見られる草木禽獣やキノコを描いた天井画120枚が奉納されているそうです。拝殿に向かって左にあります。
社務所入口

社務所前に、姫の井戸と武田水琴窟がありました。
姫の井戸

館の生活の中心となる場所にあり、信玄の御息女誕生の際、産湯に使用された事から「姫の井戸」と名付けられたそうです。
また、「茶の湯の井戸」ともいい、この井戸から発掘された茶釜などの品が宝物館に展示されていて、館内で日常に茶をたてる際にこの井戸の水を使用していたそうです。
ここでお水取りも出来ます。
− 武田水琴窟 −
『土中の底に小さな穴をあけた甕を埋め、そこにわずかな水を流す。水はその穴から水滴となって落ち、甕の中で反響し、琴の音にも似た澄んだ音色を地中に響かせる。一つの音の文化の極地である。
江戸期、文化文政の時代に庭師によって考案されたこの技術は、茶室のつくばいや庭先の手水鉢に設えられ、数奇者たちに愛でられた。昨今は「癒し」の音として注目を集めている。』
(案内板より)
添水
宝物殿

全国の武田家関係者が奉納した、太刀や鎧、兜、木造、掛け軸、扇子など、ゆかりの遺宝が展示されていました。
鳥居から見た武田通り。

甲府駅に続いています。

武田神社の所在地:山梨県甲府市古府中町2611