− 奇木 「三葉の松」 −
『この三葉の松は信玄公が信仰しておりました高野山より、公を慕ってこの地に種が飛来落種し、今に至ると伝えられております。三葉の松は全国でも珍しく、黄金色になり落葉することから「金運」のご利益があると言われております。また、そもそも松は古来より「延命長寿」の縁起もあり、この松葉を身につけることにより御利益を招き、招福必来と言われております。』
(案内板より)
江戸時代の日本には数学愛好家が額や絵馬に数学の問題や解法を記して奉納する習慣があり、明治時代の西洋式数学の導入を容易にしたそうです。算額奉納の習慣は日本独特の文化で、平面幾何に関する算額が多かったとか。
『甲陽とは甲斐の国の輝く様を表し、武能とは武田氏の「武」であり能楽の「舞」と同じ音につながり、古来より武芸を嗜む者は同時に舞をも嗜み、その拍子を己の武芸に取り入れたと伝えられています。能楽を始め神楽また演武といった芸能が未来永刧演じられる事を願い命名されたそうです。』
郷土の銘菓や抹茶、煎茶などがありました。緋毛氈の緑台の周囲を放し飼いの鶏が数匹元気に走り回っていたのが可愛かったです。鶏を放し飼いにしている神社って時々ありますね。
武田神社の所在地:山梨県甲府市古府中町2611