北口本宮 冨士浅間神社

富士北口登山本道入口

お山さんと諏訪神社

中央の赤い三角形は富士山の形の御神輿「お山さん(御影)」で、その奥に諏訪神社が鎮座しています。

北口浅間の地は元々は諏訪神社で、今でも地名は「諏訪の森」で、吉田の火祭りは北口浅間神社と諏訪神社の両社の秋祭りだそうです。火祭りでは「お山さん」も担ぎ出され、太々神楽も奉納されるそうです。

社殿の裏にある富士北口登山本道入口。

TVでよく見かける吉田の火祭りの場所です。

ここは富士登山道の吉田口の起点にあたり、富士スバルラインが開通するまで賑わったそうです。

ここ北口浅間を「上浅間」、小室浅間神社を「下浅間」と呼ぶそうですが、北口浅間は上宮ではなく、あくまでも上宮は富士山だそうです。

鳥居の扁額に冨士山とありました。
登山口にある祖霊社

富士信仰の開祖の角行と、江戸時代に富士講を布教した村上光清と伊藤身禄が祭られています。

村上光清は享保の時代に私財を投じて荒廃していた北口本宮冨士浅間神社を復興させた人物でもあります。

北口本宮冨士浅間神社所在地:山梨県富士吉田市上吉田5558