石尊神社

北杜市白州町

山梨県北杜市白州町に鎮座している石尊神社です。

ここは山梨と長野の県境付近で、諏訪から甲州街道を南に走ると西に大きなサントリー工場があり、その奥に鎮座しています。

この写真を撮った参道入口に駐車場がありました。

− 石尊神社 −
祭神 大山祇神、日本武尊
創建 応永5年(1398)
由緒 再建文禄3年(1594)甲斐守武田信虎の崇敬が厚く家臣馬場美濃守信房も営繕料若干を寄進され、寛文12年徳川家より田1反17歩を寄進せられた。
(案内板より)

軽石でできた石畳。

石尊神社は雨乞岳登山口の神社で、山頂での雨乞い儀式に先だってお参りしてから登ることとされていたそうですが、不思議な神社でもあり、石尊神社の社有地はかなり広大で背後の巨大な山林やサントリー工場の広い土地も石尊神社の社有地ですが、県社でも郷社でもなく無格の神社で、神主もいません。こういう神社の場合、権力闘争で負けた側の荒神様で、御利益と祟りが大きい神社と考えられるとか?

アカマツの松並木

石尊神社には250〜300年生のアカマツが約50本あり、アカマツの松並木が約200メートル続いているのですが、全国的にも珍しいそうで自然記念物に指定されていました。
参道入口の鳥居

石尊神社の境内はとても広く、広大な林の中を延々と参道が続いていました。
石段上り口

ここから神社への長い石段が始まるのですが、もの凄い傾斜の石段で、真ん中に手すりが設置されているので、手すりにしがみついて登りました。
三十六童子

石段の両側には石段を上りきるまで、不動明王の眷属の三十六童子の石仏が20体くらい、こんな感じで1つ1つ置かれていました。
これは36番目の烏婆計童子。

石尊神社の所在地:山梨県北杜市白州町鳥原3107