祭神は天香香背男を封印した倭文神の武葉槌神で、どちらも物部系のようです。倭文とは倭国の織物のことで「しとり」、「しつり」、「しどり」と読み、日本古来の文様を持つ素朴な織物「倭文織(しつおり)」という意味。
武葉槌命は日本で織物を始めとする組織的な産業を最初に起こした神で、知恵の神でもあり、様々な生活の術を東日本に広め人々の生活を向上させたそうです。
拝殿裏は天香香背男が封印されている岩山で、岩山全体を「宿魂石」と言い、登り口に大杉神社が鎮座していました。ここを登るの?とためらってしまう岩山ですが、地元の参拝者は結構登ってる様子?
大甕倭文神社所在地:茨城県日立市大みか町6-16-1