常陸国一宮 鹿島神宮

鹿島神社の総本社

鹿島神宮の西の大船津にある一の鳥居です。

鹿嶋市と潮来市の間に位置する鰐川(北浦)の川辺の船着場に建っています。

堤防整備のため鳥居を陸上に移してあったそうですが、2014年の御船祭りに向け、2013年に再び水上に再建したそうです。

昔はここが参拝者の船着場だったため鹿島神宮の門前町はこちら側に広がっていて、鹿島市と潮来市を結ぶ橋がすぐ隣を二本走っています。御船祭りの際は、ここから御座船が出発するそうです。
〓 一之鳥居 〓

『大船津の一之鳥居は、鹿島神宮に通じる東西南北の四ヶ所に設けられた一之鳥居の一つで、西の一之鳥居に当たります。 鎌倉時代、鹿嶋の土地隆起により御手洗池近くまで入っていた船の往来ができなくなり、船着き場となった大船津に、僧侶の忍性が鳥居を建てたのが最初とされています。 1618年に徳川二代将軍秀忠が社殿と合わせて奉納した鳥居は水中鳥居で、当時はまさに鹿嶋の玄関口でした。現在の鳥居は、2013年6月に再建されたもので、水底からの高さが18.5メートル、幅22.5メートルもあり、水上の鳥居としては厳島神社の高さ16メートルを超える国内最大級の大きさです。』
(案内版より)

鹿島神宮所在地:茨城県鹿嶋市宮中2306-1