常陸国 出雲大社

島根出雲大社の分社

茨城県笠間市にある出雲大社の分社で、笠間西インターと国道50号線の北に鎮座しています。

祭神は大国主命です。

この出雲大社は平成4年(1992年)に島根県の出雲大社から分霊を鎮座した神社だそうで、ここは島根の出雲大社と長野の諏訪大社を結ぶ直線上に位置するそうです。

注連縄が巨大過ぎて圧倒されました。長さ16メートル、重さ6トンだそうです。

ちなみに、人間の身長は手前の茅の輪より低いです。
拝殿左に安置されている大国主命(大黒様)の像も大きかったです。
−常陸国 出雲大社 御由緒−

『 平成四年十二月四日、御本社出雲大社(島根県・大社町)より御分霊を御鎮座。「日本文徳天皇実録」(八七一年)によると御祭神大国主大神は、神代の昔、常世の国(常陸の国・現在の茨城県)の少彦名命と共に国づくりに励まれたと伝えられています。

大神は天照大御神に国土を奉献りになり、日本の建国に大きな功績をお立てになりました。これより、国土の守護神大地主神として仰がれ、農業、漁業、医療の神また縁結びの神として幸運開運、商売繁盛、災難除け、さらには人間の死後の霊魂を御守護下さる幽冥主宰の大神として、実にその御神徳は宏大なるものがあり、古くから「だいこくさま」として親しまれ、篤い信仰をうけています。

出雲大社常陸分社の御本殿は、国宝出雲大社と本社造りの原型をとどめるといわれる神魂神社(島根県・松江市)の御本殿を吸収した大社造りで、拝殿は、諏訪大社の本宮拝殿の流れを組む脇拝殿様式を取り入れ、神社建築としては特異な存在として注目されています。出雲大社常陸分社の地(福原)は御本社出雲大社と諏訪大社を結ぶ直線上に位置し、大国主大神と御神縁の深い神聖なる斎庭として知られています。参詣によって大きな御加護を戴かれますよう御祈念致します。』
(案内板より)
拝殿前の参道沿いにある龍蛇神社の鳥居。
龍蛇神社

大国主命の御使神の龍蛇神を祭っています。

全国の神々が出雲に集まる神在月に、神々を稲佐の浜に迎え案内するのが龍蛇神だそうです。
大鳥居

稲田御影石で造られ、明神鳥居形式としては日本最大級だそうです。

この鳥居前の広場が駐車場になっていました。

出雲大社常陸の所在地:茨城県笠間市福原2001