※ Googleストリートビューで鹿島神宮境内が網羅され要石にまで見に行けますが、2014年に撮影された画像では要石を囲む社の屋根がなくなっていました。東日本大震災(311)のとき鹿島神宮は鳥居が倒壊するなど被害が大きかったので、みんなのパワーを要石に送るため境内が見られるようになったのかな?と思ってみたり・・
− 要石 −
『 神世の昔、香島の大神が座とされた万葉集にいう石の御座とも、或いは古代における大神奉斎の座位として磐座とも伝えられる霊石である。この石、地を掘るに従って大きさを加え、その極まる所しらずという。水戸黄門仁徳録に、七日七夜掘っても掘りきれずと書かれ、地震押さえの伝説と相俟って著名である。信仰上からは、伊勢の神宮の本殿床下の御柱的存在である。』
(案内板より)
− 御手洗(みたらし) −
『 古来、神職並びに参拝者の潔斎の池である。池の水は清く美しく澄み、四時滾々と流れ出てどのような旱魃にも絶えることのない霊泉で、神代の昔御祭神が天曲弓で掘られたとも、宮造りの折一夜にして湧出したとも伝えられ、大人子供によらず水位が乳を越えないという伝説により七不思議の一つに数えられている。大昔は当神社の参道がこの御手洗池を起点として、この池で身を清めてから参拝するので御手洗(みたらし)の名が今に残るのである。』
(案内板より)
鹿島神宮所在地:茨城県鹿嶋市宮中2306-1