大洗磯前神社

大洗薬師菩薩神社(延喜式神名帳)

大洗磯前神社

茨城県大洗町の岬の丘の上に鎮座する神社で、海沿いの県道173号沿いに、この二の鳥居がそびえています。

大洗磯前神社はひたちなか市の酒列磯前神社と2社で一つの信仰を形成しています。
− 由緒 (文徳天皇実録より) −
『 ある夜、海に光るものを見た。次の日、海辺に二つの奇妙な石があり、さらに次の日には20あまりの小石が怪石の周りに出現した。怪石は僧侶の姿をしていた。神霊は人に依って 「われは大己貴命(大奈母知)・少彦名命(少比古奈命)である。昔、この国を造り終えて、東の海に去ったが、今人々を救うために再び帰ってきた」 と託宣した。 この2神のうち、大己貴命を大洗に祀り、少彦名命を酒列に祀り、両社の創建となった。』
随神門

海沿いから丘の上の境内にのぼると、階段を登り切った正面に随身門がありました。
随身門に向かって左手に手水社。
茶色の狛犬。珍しいかも?
東向きの拝殿

祭神は大己貴命で、少彦名命を配神しています。

大洗磯前神社は中世には戦乱で荒廃しましたが、水戸藩主徳川綱條により再興されたそうです。
拝殿前の右側には3匹のカエルがいました。
本殿
本殿

大洗磯前神社所在地:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890