覚醒するのは生まれ日の性格

覚醒数(生まれ日)は自我
誕生数とは心理学で言う潜在意識(無意識)のことで、生まれ日とは心理学で言う顕在意識(表層意識)のことです。自分を自分だと自覚しているのは生まれ日の性格なので「覚醒数」と呼ぶことができます。

誕生数と覚醒数の関係は車と運転手の関係に例えられ、誕生数が持つ身体的能力は車の性能、覚醒数が持つ能力は運転手の能力ということになります。車が自分を自覚することはなく、車の性能を知っているのは運転手であり、誕生数の性格を自覚しているのも覚醒数の性格です。

覚醒数は自分をコントロールする操縦者なので物事を理性的に判断しますが、誕生数が持つ願望を叶える役目と対人関係を担当しているので板挟み状態で、さらに覚醒数が持つ願望も大きいため、ストレスを抱えて大変な思いをするのは覚醒数の性格です。

酔ったり寝ぼけると覚醒数の性格は薄れるので、人はストレスを抱えるとお酒を飲んだりします。癒しを求めているのは操縦者である覚醒数で、人と会話し、自分の人生を決めて行くのも覚醒数です。

そのため、質問に答える形式の性格診断は覚醒数の性格を診断していることになり、診断結果に対するアドバイスも覚醒数の性格に対するアドバイスとなります。

こういった性格診断では深く考えず質問に答えてくださいと言われますが、誕生数の性格が強烈すぎて覚醒数の能力では処理しきれない場合、誕生数は暴れ馬のようになっているし、逆に、覚醒数が強烈で対応能力が高いと誕生数の能力に力不足を感じ、答えの選択に困ることもあるでしょう。

でも日々苦労しているのは覚醒数の性格なので、覚醒数の性格をいたわることは自分をいたわることになります。