一年間の運勢について

数秘術では、1年間の運勢は、その人の誕生日から誕生日までの間を意味します。つまり年齢ごとに運勢が変わるのですが、その運勢には9年後ごとに一巡するサイクルがあります。

その1年がどの数字に該当するのかで運勢は決まりますが、一般的に1〜4は衰運、5〜9は盛運です。

でもカバラでは「衰運=悪い運勢」とは考えてはいません。その時期にしか出来ないことが必ずあるので、そのために必要な運勢と考えたほうがいいようです。
1.
準備・自立。全てが新しく始まり、何をしていても今後の方向性が決まります。
2.
繊細・過敏。眠っていた感情に気づく時です。心の中を見つめてみましょう。
3.
自由・変化・開放。柔軟な心と友好的な性格が備わり、あなたの世界が広がるでしょう。
4.
保守的・秩序の維持。地に足をつけ、将来について真面目に考える時期です。
5.
終わりと始まり。変化が訪れ、何かを手放し、何かを変えていくでしょう。
6.
安定と調和。全てが好転し、仕事も家庭も充実する時です。結婚するには最適。
7.
成功と妥協。周囲から評価されますが、あなたの理想はもっと高いところにあるようです。
8.
達成と熱狂。パワー全開の時です。何をしてもうまく行きますが、無謀過ぎると落とし穴も。
9.
到達地点。過去に左右される、人それぞれの時期です。そして全てはまた新しく始まります。
それぞれの時期に合わせて、性格は少し変化します。例えば1の時期なら、数字の1が持つ自立心が強くなるようです。そして同じ特徴を持つ人と縁があり、異性でも同姓でも、同じタイプの人を惹きつけようになります。また、自分も同じタイプの人を求めるようになるようです。

誕生日を境に運勢が変わる理由

誕生日とは、その人個人のものですが、元旦など年の境目は世の中(というより地球)全体に関わるもので、「一年」には、自分を基準にした一年と、全体を基準にした一年が存在します。

数秘術の運勢占いは自分を基準にした運勢占いなので、誕生日が来るたびに運勢が変わり、各数字が持つ性格や能力がその人に備わり、その数字が持つ特徴がその人の運勢を作り出します。

一方、全体を基準にした運勢とは全体から受ける影響、自分と全体との関わりなど、自分単体の運勢ではなく、全体の一部である自分の運勢ということになります。

人は外界から様々な影響を受けているので全体の中の自分も重視する必要がありますが、全体の中でどんな能力を発揮できるのか、どんな性格で全体と関わるのかを占うのが数秘術の運勢占いと考えられます。