覚醒数(生まれ日)について

覚醒数の性格とは心理学で言う顕在意識のことで、自分を自分だと自覚している意識のことです。誕生数が生み出す無意識とは別物で、覚醒数は誕生数の性格が持つ望みを叶えるために作用する手段であったり理性です。

覚醒数には覚醒数の性格がありますが、誕生数の性格の影響を強く受けているので境界線はわかりにくく、両者の性格が似ている場合はいいですが、正反対だと2つの価値観が共存し「自分がわからない」状態になります。自分の中に葛藤が生まれ自分が二人いるような気分になるでしょう。

でもそう感じているのは覚醒数の性格であり、誕生数の性格には自覚がないので、誕生数の性格が思い悩むわけではありません。覚醒数は誕生数の身体的能力を使って物事を考えているので、誕生数の性格が覚醒数に反映している状態で、誕生数の性格を自覚し物事を考えるのは覚醒数です。

そのため覚醒数の場合は同じ数字でも誕生数の数字によって性格が異なります。物事の考え方は数字が同じならみな同じですが、自分の中にある無意識(誕生数)を前提に物事を考えるので、前提が違えば理性的であっても判断は違ってきます。

人間の顕在意識(覚醒数)とは意識全体の数パーセントにすぎず、残りの90%以上は無意識(誕生数)の領域なので、誕生数の影響力は圧倒的です。自分を自分だと自覚している意識は氷山の一角にすぎないので覚醒数の性格は大したことはできませんが、その数パーセントに過ぎない覚醒数が物事の判断をしており、だからこそ人は大変な思いをして生きていると言えます。

覚醒数は自分の中にある無意識からの要望に応え、周囲とも関わり、覚醒数には覚醒数の願望もあり、何かと大変で、ストレスを抱えるのは覚醒数の性格なので、覚醒数の性格をいたわることは大切です。

☆ 覚醒数の出し方 ☆

生まれた日の数字が一桁の場合はそのままで、二桁の場合は分解して足します。15日生まれなら1+5=6です。11と22は特別な数なので、11日・22日生まれの人はそのまま占います。29日の場合は2+9=11です。

◆ 誕生数・生まれ日・ペルソナの数字がそれぞれ違う場合

覚醒数の性格で人と接します。「親しい仲にも礼儀あり」と言いますが、少しでも気を使う相手だと覚醒数の性格が強くなります。困難の多い環境であるほど強く現れるので、気を使う家庭で育った場合、幼い頃からこの性格が強かったかもしれません。

◆ 誕生数と覚醒数(或いはペルソナも)が同じ数字の場合

誕生数の性格がストレートに現れるので自然な雰囲気を持っています。長所をうまく表現する一方、短所もストレートに出ますが、理性を心がければ問題ないでしょう。

◆ 誕生数とペルソナだけ同じ数字の場合

覚醒数の性格を人にあまり見せないようです。誕生数が持つ願望をペルソナが叶えるので、覚醒数は自覚はあっても隠れています。

◆ 覚醒数とペルソナだけ同じ数字の場合

ペルソナは心の仮面ですが、覚醒数も誕生数を覆う仮面となります。誕生数が持つ願望が封じられ欲求不満になる可能性があり、誕生数と覚醒数が持つ欠点が表面化しトラブルが生じる可能性が高くなります。誕生数が持つ願望に目を向けないと生きづらさを感じてしまうでしょう。

◆ 2と11・4と22になった場合

11は2の、22は4の短所を克服した性格ですが、ブラスαの部分が大きいため別の長所と短所が存在します。11には1の性格が、22には2の性格が混入しているので、この組み合わせになった場合、別々の数字と考えます。