松岬神社

米沢城址

山形県米沢市の米沢城跡に鎮座する松岬神社です。
米沢城跡の本丸に鎮座する上杉神社の摂社で、上杉鷹山、上杉景勝、直江兼続、細井平洲、竹俣当綱、莅戸善政が祀られています。

− 松岬神社 −

『上杉氏二代(初代藩主)の景勝、十代で米沢中興の名君鷹山公、鷹山公の師細井平洲、米沢建設の恩人、直江兼続、米沢藩復興の功臣竹俣当綱、莅戸善政の六柱を祭神とする。明治35年上杉神社の摂社として二の丸世子御殿跡に創建。』
(案内板より)

境内はこんな感じでした。
松岬神社境内の東隣には上杉鷹山の銅像がありました。
− 上杉鷹山公 −

『上杉家十代上杉鷹山公は、困窮、崩壊寸前の藩を復興させた江戸時代随一の名君として知られる。14歳の時から、折衷学派の儒者細井平洲に師事し17歳で藩主となるや、大倹令・産業開発・藩校興譲館の創立・綱紀の粛正などを断行する。凶作に備え、城下や村々の蔵にもみを備蓄し、天明の飢饉には領民に配り一人の餓死者も出さなかったと伝えられる。十一代治広公に家督を譲るとき民主主義の原点を示した「伝国の辞」を与えた。
米国第35代大統領ジョン・F・ケネディは政治家で最も尊敬する人は、上杉鷹山公であると述懐したことはあまりにも有名である。
鷹山公が家臣に示した和歌
なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり
は、万事についての可能性を示す遺訓である。』
(案内板より)

松岬神社の所在地:山形県米沢市丸の内1丁目3-60