世界遺産 日光の社寺

日光東照宮(1)

栃木県日光市にある世界遺産、日光東照宮です。

徳川家康を祀っていることで有名ですがパワースポットとしても有名で、日光東照宮はいろいろ謎が多く不思議な場所です。

− 日光東照宮の石鳥居 −
日本三大鳥居の一つで高さ9m。1618年に黒田長政が奉納した鳥居で、江戸時代に建てられた石鳥居としては日本最大だそうです。15個の石材を組み合わせただけで何の固定もしてありませんが、全体の重量を巧妙に計算してあり、日光大地震のとき僅かにズレただけだったそうです。

五重塔

石門の隣にあります。
若狭の小浜藩主酒井忠勝公奉納で、火災にあいましたが、1818年に同藩主酒井忠進公によって再建されたそうです。
表門(仁王門)

石門をくぐると仁王像が安置された表門があり、左下の拝観受付所で拝観券を購入すると門の中に入れます。
表門の裏側

表門の裏側には狛犬が安置されていて、仁王像と狛犬が一緒に安置されているのは、奈良の東大寺と日光東照宮だけだとか?

また、左の狛犬には角があり、ここの狛犬は京都の下鴨神社の狛犬とそっくりです。
三神庫

表門をくぐると正面に三神庫があります。外部は校倉造を模したもので、内部には百物揃千人行列と呼ばれる春秋渡御祭(正式名称は神輿渡御祭)奉仕者の馬具や装束類1200人分が納められているそうです。

神厩舎

神馬の厩(うまや)で、東照宮で漆を塗っていない唯一の素木造りだそうです。「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿が掘られています。

昔から猿は馬を病気から守るとされ、室町時代までは猿を馬屋で飼う習慣があったそうです。
見ざる、言わざる、聞かざる
輪蔵

天海版の一切経を収めた建物で経蔵といい、内部には輪蔵といわれる八角形の廻転式書架があるそうです。

日光東照宮所在地:栃木県日光市山内2301