世界遺産 日光の社寺

下野国一宮 日光二荒山神社/本社(1)

日光東照宮と一緒に世界遺産登録された日光二荒山神社の本社です。日光東照宮の隣に鎮座しています。

国道120号を北に入るとここに突き当たり、右に見える道をのぼると駐車場があります。
二荒山神社は男体山を御神体とする神社で、日光における山岳信仰の中心として古くから崇拝されてきました。男体山の頂上に奥宮が鎮座しています。

二荒山(ふたらさん)の名は諸説ありますが、補陀洛山(ふだらくさん)が訛ったものといわれ、後に弘法大師空海がこの地を訪れた際に二荒を「にこう」と読み、日光の字を当てこの地の名前にしたとされているとか。
鳥居

南に面した鳥居。向かって右手に東照宮があり、左手に大猷院があります。
神門

日光は東照宮の方が有名ですが、 日光二荒山神社の神域は男体山をはじめ周囲の八峰を含み広大で、「華厳の滝」や「いろは坂」、重要文化財の「神橋」なども含まれ、伊勢神宮についで日本で二番目の広さだそうです。
拝殿

神門を入ると正面に拝殿があります。

祭神は二荒山大神(大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命)です。
夫婦杉

神門を入った右手にある夫婦杉。根を一つにした夫婦円満の御神木で、祭神は大己貴命と田心姫命。
親子杉

神門を入った左手にある親子杉。根を一つにした三本杉で、祭神三柱に因み、家庭円満の親子杉と言うそうです。

日光二荒山神社(下社)所在地:栃木県日光市山内2037