御穂神社

天女の羽衣伝説

静岡市清水区にある「天女の羽衣伝説」で有名な神社です。

三保の松原の西に鎮座していて、パワースポットとしても人気があります。

三保の松原は駿河湾の三保半島にある景勝地で、日本新三景・日本三大松原の一つとされています。

三保の松原には天女が羽衣をかけたという「羽衣の松」があり、そこから御穂神社まで約500mの松並木の参道(神の道)が続いていました。
三保の松原からの参道を進むと御穂神社の鳥居になります。
拝殿

主祭神
 大己貴命(大国主命・三穂津彦命)
 三穂津姫命

御穂神社には羽衣の切れ端が保存されているそうです。
神馬

古くから信仰されてきた神馬で、現在は何でも叶う「叶え馬」と言われ、絵馬に願い事を書いて祈願する人が多いそうです。

− 神馬の由緒 − 三保大明神 御穂神社
『 元は木の馬であり、左甚五郎の作といわれ、安永2(1773)年、駿府大火で、静岡浅間神社の二頭の神馬が、当社に逃げ、一頭は残り一頭は戻ったと伝えられている。明治45(1912)年、北原白秋来清のとき詠まれたチャッキリ節に「賎や賎機浅間さまの白いお馬よ、三保へお馬よ、なぜ逃げた」と唄われている。今も浅間さんには黒いお馬さんの馬屋と空屋の馬屋がある。
このように由緒ある神馬は古くから信仰され親しまれてきた。当社の11月の例祭、二月の筒粥祭に、子どものみお馬さんの腹の下をくぐり、お供えのお豆を食べると「かんしずめ」「はぎしり」「寝小便とめ」などの病気がなおると信仰されている。現在、神馬のご神徳により、おせんげんさまの神馬と共に、「何でも叶う」叶え馬としてお守りをうけて絵馬に願事をかき奉納し祈願する。願事が叶い感謝のお礼参りをする人が年々増えている。』
(案内板より)

御穂神社の所在地:静岡県静岡市清水区三保1073