駿河国一宮 富士山本宮浅間大社

浅間神社の総本宮

楼門。

徳川家康が寄進した楼門だそうです。東鳥居・西鳥居から入った参道に面しています。

この参道にはご神木の桜がたくさん植えられていて、5月5日に流鏑馬祭が行われる桜の馬場です。
楼門前の階段にある「鉾立石」。

『明治以前の春秋の大祭では、神霊を宿した鉾が本宮と山宮の間を往復したが、その神幸の途中の休息時に神鉾を安置した石。現存するのは、本宮楼門前の1基と山宮浅間神社参道の2基。』
(案内板より)
拝殿。

社殿は徳川家康が造営したものですが、寛永安政等の大地震で破壊したものもあり、当時の建物で現存するのは本殿・幣殿・拝殿・楼門のみだそうです。
本殿。

浅間造りと称しこの構造は他に例がなく、特別保護建造物に指定され、国宝、重要文化財となっているそうです。
拝殿左手にある祈祷殿・神札授与所。
南極の石。

第七次南極観測船ふじの乗組員が採取し奉納したものだそうです。
約100キロの火山弾。

富士山噴火の時、地中の岩漿が火熱のため溶けて空中に吹き上げられ、落下した際に酸化して冷却したもので、このように形が整って大きなものは珍しいそうです。

富士山本宮浅間大社所在地:静岡県富士宮市宮町1-1