世界遺産 越中五箇山の合掌造り集落

五箇山・相倉地区

相倉地区には天狗伝説があり、この民宿「長ヨ門」の前に、天狗が付けたと言われる足跡の付いた岩がありました。(写真左下の角)。

五箇山という世界遺産がある、ということしか知らずに行ったので天狗伝説のことも知らなかったのですが、その後、相倉のことを調べて吃驚。
紅葉が綺麗だったので何となく撮った山の写真。

右側の平らに見える山は岩が壁のように切り立つ「倉の岩巣」と呼ばれる山で、左の尖ったところに「とんがり岩の風穴」と言われるところがあり、その中に天狗が住んでいる「天狗の巣」があると言われているんだそうです。
※倉(クラ)とは山岳用語で岩壁を意味するらしい。
集落の中から駐車場を取った写真。「とんがり岩」も写ってます。

天狗は湧水を求めて「とんがり岩」から毎日荘川近くまで飛んだそうで、天狗に救われ(さらわれ)一緒に暮らす家系もあったとか。

また、天狗は天候が変化するとき太鼓を鳴らして教えてくれたそうです。
そして、たまたま撮ったトンビの写真。

天狗伝説をちょっと調べてみたら、天狗はトンビに変身して空を飛ぶとありました。

天狗の足跡の写真を撮らず、とんがり岩やトンビの写真を撮ってくるとは。何だか不思議な旅でした。

相倉所在地:富山県南砺市相倉