武蔵国 鷲宮神社

関東最古の大社/お酉様の本社

拝殿です。

御神輿や神楽など、お祭りの写真がたくさん展示されていました。
逆側から見た本殿。鷲宮神社の本殿は二棟ある珍しい本殿です。

(右側)
鷲宮神社御本殿
祭神 天穂日命 武夷鳥命

(左側)
別宮 崎神社
祭神 大己貴命
拝殿の正面の神楽殿。

鷲宮神社に奉納される鷲宮催馬楽神楽は正式名称を「土師一流催馬楽神楽」といい、土師とは「土師の宮=鷲宮」転訛説に準じたものだそうです。

− 関東神楽の源流とされる鷲宮催馬楽神楽 −
『 鷲宮催馬楽神楽は、仮面をつけた舞と素面で採物を持った舞で構成される出雲流神楽に分類されます。神の依代となる採物を使うこの神楽は、関東各地に広まり、江戸の里神楽にも影響を与えました。このため、鷲宮催馬楽神楽は関東神楽の源流であるとされています。』

− 鷲宮催馬楽神楽の歴史 −
『 鷲宮催馬楽神楽の歴史は関東で最も古く、鎌倉時代の建長3年(1251)に鷲宮神社で神楽が行われたことが吾妻鏡に記されています。現在に伝わる神楽は、鷲宮神社の大宮司藤原(大内)国久により、享保11年(1726)までに再編され、12座になったものが基本となっています。』
(案内板より)

姫宮神社(左)と鹿島神社(右)
粟島神社(淡島神社)と八幡神社

鷲宮神社の所在地:埼玉県久喜市鷲宮1丁目6番1号