武蔵国一宮 大宮氷川神社

氷川神社の総本社

埼玉県大宮市にある氷川神社の総本社です。大宮駅の北東に鎮座しています。

この鳥居は境内入口にある第三鳥居で、近くに専用駐車場がありました。

氷川神社の参道は中山道の第一鳥居から約2キロ続き、大宮の地名は氷川神社が「大いなる宮居」と称えられたことに由来するそうです。
大宮氷川神社由緒

第5代孝昭天皇の御代3年4月の創立で、聖武天皇の御代武蔵一宮と定められ、明治に至っては元年の1868年10月28日、明治天皇が行幸、御親祭し、当国の鎮守勅祭の社と定めたとあります。
鳥居をくぐった参道横の神楽殿と額殿。
参道を進むと神橋と神池がありました。

昔、この辺りには広大な沼(見沼)があり、氷川神社の位置は、かつての見沼の畔で、氷川神社の神池は見沼の名残で、もともと氷川神社は見沼の水神(竜神)を祀ったことから始まったと考えられているそうです。

また、大宮氷川神社は富士山と筑波山を結んだ線と、浅間山と冬至の日の出を結んだ線の交差地点にあり、大宮の氷川神社、中川の中氷川神社(現・中山神社)、三室の氷川女体神社が浅間山と冬至の日の出の線上に一直線に並び、この三社が男体社・女体社・簸王子社として一体の氷川神社を形成していたという説があります。
神橋を渡ると鮮やかな楼門が。
舞殿。

後ろに拝殿が見えます。
拝殿

主祭神
須佐之男命、奇稲田姫命、大己貴命
現在の本殿と拝殿は昭和15年(1940)に建てられたものだそうです。

大宮氷川神社所在地:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町一丁目407番地