秩父三社 宝登山神社・奥宮

秩父・長瀞町

正式な参道から奥宮に参拝すると・・・

ロープウェーを降りて右の歩道を行きます。
歩道を真っ直ぐ行くと宝登山小動物公園があるらしいです。
歩道の途中に奥宮へ向かう階段が出現。鳥居も見えます。
奥宮の鳥居と扁額です。
鳥居をくぐると正面に宝登山奥宮が鎮座。
奥宮の隣にはお土産屋さんと茶屋があり、店の奥から宝登山の神様について語る女性の声が聞こえてました。
秩父にはオオカミ(大口真神)信仰があり、奥宮の狛犬はオオカミの姿をしています。日本のオオカミ信仰の中心地は秩父三社の一つ三峯神社です。

また、江戸時代の記録によると日本狼には水掻きがあったそうで、日本狼と山犬は指の数も違い、両社は同じ動物だと思われていますが実は違う種で、大口真神と呼ばれる日本狼は河童のようなUMAらしいです。
奥宮本殿

祭神は神日本磐余彦尊(神武天皇)、大山祇神、火産霊神。
奥宮由来

宝登山(ホドサン)は最初「火止山」と書きましたが、「宝珠が山上に飛翔する瑞祥」から、宝登山に変更したそうです。

飛翔する宝珠ってUFO?

− 宝登山神社奥宮 −
『 この地は、今から1900年の昔、第十二代景行天皇の皇子日本武尊尊が、神霊を拝したところと伝えられます。
日本武尊は東国平定の折、この山の神秘な雰囲気と美しい姿に心ひかれ、身を清め山に分け入りました。しばらく進むと突然の炎に包まれ、危うい事態に陥りました。その時何処からか大きな山犬たちが現れ、荒れ狂う火を消し止め、尊を山頂に案内すると姿を消してしまいました。

尊は山犬たちが、山の神の「神使」=大口真神(おおくちまかみ)と悟られ、山を「火止山」(ほどさん)と名付け、秩父の山々が幾重にも連なる荘厳な眺めは、神を祀るに相応しいところとされ、神日本磐余彦尊(神武天皇)、大山祇神、火産霊神の三柱をお祀りしました。

「火止山」はその後、霊場として栄え、日本武尊が神霊を拝したこの地に奥宮を、麓に本社を造営しました。弘仁年中(810〜824)に宝珠が山上に飛翔する瑞祥から、神社と山名を「宝登山」と定め今に至ります。』
と、書いてあります。

宝登山神社所在地:埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828