大口真神の語源は奈良県明日香村の真神ヶ原だとされ、「大和国風土記」では狼を神と呼んでいます。また、三峰山では中心の山を雲取山と呼んでいますが、熊野には大雲取・小雲取があり、三峰修験と熊野修験の関わりがうかがえます。 三峯神社は徳川時代にも紀州徳川家から崇敬があり、三峯山は役小角が修業した場所でもあり、空海が観音像を安置したとも伝えられています。
三峯神社所在地:埼玉県秩父市三峰298-1