伊勢志摩国立公園・二見浦(二見興玉神社)

二見興玉神社・龍宮社

夫婦岩がある、伊勢湾の二見浦です。

伊勢神宮の東に位置し、近くに二見シーパラダイスがあります。

ここは夫婦岩の西側で、二見浦公園になっていました。
二見浦公園の駐車場に車を停めて、猿田彦神が祭られている二見興玉神社へ。
二見興玉神社の西鳥居です。

二見興玉神社の建物は全て海に面していて、背後は見ての通り山なので、神社への参道は、こちら側(西)と向こう側(東)から海辺の参道を歩くことになります。赤い鳥居は東参道側にありました。
鳥居の隣に置かれていたカエル。

カエルは猿田彦大神の使いとされ、二見興玉神社にはカエルの置物がいっぱいありました。
天の岩屋

宇迦御魂大神を祀った三宮神社の遺跡と伝わる岩窟で、全国にある天の岩戸、天の岩屋の中の1つだそうです。

『 古来より日の出を拝む夫婦岩とともに日の大神がお隠れになった天の岩屋と伝えられておりますが、我が国の随所に、天の岩屋、天の岩戸と称される処があります。

当社も、その1つであり古くから石神(しゃくじん)とも申され宇迦御魂大神(豊受大神とも称される)をお祀り申し上げております。日の出に対し日の入(隠れられた処)、天照大神と豊受大神という関係と伝えられております。』
二見興玉神社HPより

手水舎もカエルでした。水(願)授け蛙とあります。

− 二見蛙について −
『 当神社の御祭神猿田彦大神は、天孫降臨の際、又伊勢神宮御鎮座の時に道案内された(古事記・日本書紀)ので、古来、交通安全の守護神として広く信仰されております。蛙は大神の御使と信ぜられ、境内に沢山ある置物は、無事かえる、貸したものがかえる、などの縁起により、御利益を受けられた方々の献納によるものであります。』
(案内板より)

海王大和国。

周囲の岩にも猿山のようにカエルの置物がいっぱいでカエルだらけでした。

二見興玉神社所在地:三重県伊勢市二見町江575