林泉寺(上越市)

上杉謙信ゆかりの寺

新潟県上越市にある曹洞宗のお寺です。

上杉謙信が7歳から14歳まで7年間過ごした謙信ゆかりの寺で、春日山城跡の隣にありました。
惣門

春日山城の搦手門を移築したものと伝えられ、現存する唯一の春日山城の建築物だそうです。

この右手が境内入り口でした。
林泉寺の案内板

− 林泉寺 −

『明応6(1497)年、上杉謙信公の祖父越後守護代長尾能景公が、父重景公の17回忌にあたり、越府鎮護の古寺址を浄め、長尾氏の菩提所として建立された、曹洞宗の名刹。開山は名僧雲英恵応師。以来その法嗣が代々相続して行き、謙信公は6代天室光育、7代益翁宗謙に学んで、帰依あつく、隆盛を極めました。

春日山は越府の要害として長尾氏が居館を構えて守り、山下のここ林泉寺は、府内守護上杉氏の菩提所至徳寺(臨済宗)と並んで、共に栄えたが、林泉寺は法灯絶えることなく、今にその歴史を語りかけています。』
(案内板より)

山門(二重門)

扁額の「春日山」の文字は謙信直筆だそうです。

門の両側の仁王像は身長約4メートルです。
境内

山門をくぐると本堂への参道が続いていました。

林泉寺の所在地:新潟県上越市中門前1-1-1