カ バ ラ と は ?

カバラは世界最古の秘教的哲学体系で、西洋の密教です。
旧約聖書の時代、モーゼが神から授かった叡智、また、すべての神秘を解く鍵とも言われ、西洋魔術に最も影響を与えています。例えばタロットカードの根底にあるものもカバラです。

数秘術とはカバラから生まれた運命解読法です。古代使われていたヘブライ文字は数字の役割も持ち、数字もまた宇宙の原理となる要素を象徴していたため、数字を使って様々な運命を解読する方法が考えられました。
ピタゴラスは「万物の根源は数である」と言ったそうですが、このピタゴラスが体系づけたとも言われています。
カバラと西暦の関係
現在使用されている西暦(クレゴリオ歴)はカバラの原理を考慮に入れて作られたと言われています。
そのため数秘術では西暦を使って占います。
カバラの宇宙創生
カバラには聖書の世界が背景にありますが、人間の姿と人格を持った神様を崇めているわけではなく、逆に、聖書の内容と矛盾するため、何かに記録することも許されず、一部の人々の間でのみ口伝されてきたんだそうです。(カバラとはヘブライ語で「口伝」という意味です)

例えば、カバラの宇宙創世はビックバンに少し似ています。

この宇宙は球体(円)だと考えられていて、まず全ての概念を超越した不可知な「無(アイン)」が凝縮したことで「無制約(アイン・ソフ)」となり、アン・ソフが更に凝縮し点が生じ、点は「無限の光(アイン・ソフ・オウル)」をはなち、限定された物質世界が生じます。

旧約聖書といえば、「神は1日目に天と地を作り〜」ってことにになってるわけだから、点から宇宙が生じたなんて考え方は、当時はタブーだったのでしょう。

というか、こんな考え方があったこと自体吃驚だけど、古代にはピラミッド作っちゃう技術もあったわけだから、謎は多くて当然なのかな?。
ホントのところ?
アトランティス大陸とかムー大陸とか、世界中に様々な古代の神話があるわけで、世の中にはオーパーツも存在し、ピラミッドは巨大なオーパーツであり、世界中の神話が語るように、古代、凄い文明があったのでしょう。

だから西洋占いや東洋占いもオーパーツとして存在しているわけで、どんな超古代文明が存在したのか様々な説がありますが、カバラとは当時の学問そのもので、医学も含まれていたという説もあります。

聖書が語るように、当時、地球上の言葉は一つで、世界は一つに統一されていたのだとしたら、東洋医学など現代科学で解明されていないものはカバラだったのかもしれません。